長期モニタリング温泉モニタリング

HOT SPRING MONITORING温泉モニタリング

長期モニタリング

日本には、約3千の温泉地とこれに温泉を供給する2万7千の源泉が存在します。温泉モニタリングを実施して温泉の湧出状況を連続測定することによって、枯渇や泉質低下等の異常兆候を早期に検知することができます。モニタリング情報を基に適切な対策を講じることにより、安定的な温泉維持が可能となります。
当社は、物理検層、掘削モニタリングで培った技術を活用し、様々な状況に対応できる温泉モニタリングをサービス展開しています。温泉モニタリングで最も重要なパラメーターである温度、流量情報のほか、電気伝導度、水素イオン指数(pH)、水位、源泉画像等を連続測定し、インターネット経由で測定データをリアルタイムに閲覧できるシステム「おゆれこ」を提供しています。
温泉モニタリングの測定環境は、測定対象となる温泉毎に異なります。当社は、自然湧出泉、掘削自噴泉、掘削揚湯泉、送湯管、貯湯タンク等、多様な測定環境における測定経験を有しており、測定対象毎に最適な測定システムをデザインし正確なデータを提供します。
温泉モニタリングシステム「おゆれこ」のデータ収録・伝送装置は自社開発した装置で、以下のような特長があり、コンパクトで汎用性の高いシステムとなっています。

  • ①インターネットを利用した取得データの遠隔モニタリング
  • ②アナログ8ch or 16ch、演算10chのデータ収録・伝送
  • ③自社サーバーへのデータ伝送
  • ④ソーラーバッテリー対応
  • ⑤外気温、大気圧、湿度、バッテリー電圧は標準測定項目
  • ⑥定期的な静止画像の自動送信
  • ⑦データ収録装置と伝送装置の無線通信化

温泉モニタリング実績一覧